- 2026年1月4日
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アニメ映画・果てしなきスカーレットは、公開当初から「興行収入がかなり微妙では?」という声が出る一方で、海外では高い評価を受けています。
現地時間1月5日(月)午前8時(日本時間1月6日(火)午前1時)に「アニメ界のアカデミー賞」と称される第53回アニー賞のノミネート作品が発表され、長編アニメーション部門のインディペンデント作品賞・監督賞・脚本賞の3部門に「果てしなきスカーレット」がノミネートされたことが明らかになりました。
国内と海外で、ここまで評価の空気が違うのはなぜなのでしょうか。
この記事では、果てしなきスカーレットの初動から現在までの興行収入の推移、国内外の評判の違いを整理したうえで、アニー賞をきっかけに国内評価が伸びる可能性についても考察していきます。
結論から言うと、果てしなきスカーレットの興行収入はスタートは控えめだったものの、一定の積み上げは見せている状況です。
公開初週末(4日間)の興行収入は約2億7,000万円、動員は約17万人と報じられ、週末ランキングでは3位スタートとなりました。
話題性の高い新作が並ぶ中での数字としては健闘している一方、過去のヒットアニメ映画や、同監督の前作(竜とそばかすの姫)と比較すると、やや静かな立ち上がりだったのは否定できません。
その後はランキングを徐々に下げる動きが見られ、初動型の大ヒットとは異なる推移をたどりました。
ただし、公開から数週間を経て、累計興行収入は5億円を超えたとする情報もあり、完全に失速したわけではない点も重要です。
この動きから見えてくるのは、本作が「初週で一気に数字を伸ばすタイプ」ではなく、評価や話題をきっかけに後から観客が増える可能性を残した作品だということです。
国内の評判を見ると、果てしなきスカーレットは評価が二極化しやすい作品であることが分かります。
肯定的な意見では、
といった声が多く見られました。
一方で、
といった意見も一定数あり、分かりやすさを重視する層には刺さりにくかった可能性があります。
この点が、国内で爆発的な初動につながらなかった要因の一つと考えられます。
『果てしなきスカーレット』が賛否両論になっている大きな理由の一つに、脚本(ストーリー展開や構成)への評価の分かれ方があります。
海外の批評やレビューでは、「映像美やテーマ性は評価されるが、脚本の描写や物語構成に疑問の声がある」という意見がちらほら見られます。
具体的には、脚本が野心的で複雑な構造を狙っている一方で、テーマを明確に伝え切れていない/中盤以降の展開が分かりにくいという感想も指摘されています。こうした指摘は、観客や批評家の間で「脚本の書き方」そのものに対する評価が分かれる一因になっています。
また、複数の批評サイトやユーザーの感想では、「脚本が非常に野心的すぎて、観る側に負担をかける」「とにかく意図が理解しにくい」という声が出ています。
海外のレビューでは、同じ監督でも過去作で共作だった脚本家が不在になって以降、ストーリーの整理やテーマ提示において評価が分かれる傾向があるという指摘もネット上で出ています。
これについては「細田守監督自身が脚本を手がけるスタイルが続いたことで、演出面では評価されても脚本構成で賛否が出やすくなった」という見方が一部のファン・評論家から上がっています。
このような賛否があることから、一部のファンや評論投稿では、「今回の脚本は自分(細田守監督)が書いたことが評価の分かれ目になっているのではないか」という意見や、「過去のヒット作で脚本を担当した実力派の脚本家に再度書いてもらうのもアリではないか」といった声も見られます。
この意見は、脚本構成面での明確さやテーマ提示の洗練を求める観点から出ているもので、脚本家として評価の高い作家に脚本を委ねることで、より幅広い層で受け入れられる作品になりうるのではないかという建設的な意見として挙げられています。
ただし現時点では、公式なインタビューや制作者側がこの点についてコメントしているわけではありません(つまり憶測の範囲)。
それでも、脚本のスタイルや構造が評価を左右していること自体は、国内外の評判を見るうえで重要な論点になっていると言えるでしょう。
一方、海外では果てしなきスカーレットは「大人向けアニメーション作品」として高い評価を受けています。
特に注目されたのが、アニー賞でのノミネートです。
アニー賞は、アニメーション業界において世界的に権威のある賞で、商業的成功よりも作品性や表現力が重視される傾向があります。
本作が評価されたポイントとしては、
などが挙げられます。
海外では、アニメーションを「子ども向け娯楽」としてではなく、映画表現の一ジャンルとして受け止める文化が根付いているため、本作の静かな語り口や抽象性が、むしろ長所として評価されたと考えられます。
ここで注目したいのが、アニー賞ノミネートが国内評価に与える影響です。
過去を振り返ると、
をきっかけに、国内で再評価が進んだアニメ映画は少なくありません。
「海外でそこまで評価されているなら観てみたい」
「アート寄りの作品として見直してみよう」
といった層が動くことで、配信開始後や再上映、円盤発売時に評価が伸びるケースも考えられます。
果てしなきスカーレットも、アニー賞という分かりやすい評価軸を得たことで、
“分かる人向けの作品”から“評価されるべき作品”へと印象が変わる可能性を秘めていると言えるでしょう。
興行収入は分かりやすい指標ですが、それが作品の価値をすべて決めるわけではありません。
特に果てしなきスカーレットのような作品は、時間をかけて評価が積み上がるタイプだと感じます。
配信や海外展開、賞レースでの評価が進むことで、
「公開時には気づかなかったが、今見ると印象が変わる」
という声が増えていく可能性も十分にあります。
何にしてもジャパニメーションが世界で評価されるのは嬉しいものがあります。
果てしなきスカーレットは、国内の興行収入だけを見ると控えめなスタートに見えるものの、海外ではアニー賞ノミネートという形で高く評価されています。
このギャップは、作品の質というよりも、市場や文化の違いによる受け取られ方の差が大きいと言えそうです。
アニー賞をきっかけに、国内でも再評価が進む可能性は十分にあり、今後の展開を含めて長い目で注目したい作品ですね。